ものを減らして生活を整えたい!いつもキレイな部屋でゆったり過ごしたい!など、ものを減らしたいと思っている方は多いはず。私も部屋が片付かず、いつもあれがないこれがないとイライラしていた1人でした。ものが多いと掃除は余計に大変で、いつも先延ばしにしてきれいを保つのも難しい状況でした。そんな私がものを減らして3年で、気が付くと大きな変化が…!

今回はものを減らすメリットの他に、私自身がものを減らし始めて3年でどんな変化があったのかも、具体的にご紹介していきます!
ものを減らすメリットとは?

ものを減らすメリットは1つではありません。良い影響はどんどん広がり、様々なところでメリットを感じられるはずです。物理的に部屋がきれいになるだけではなく、ものが管理できるようになることで無駄な支出がなくなり家計が改善する。ストレスが軽減され心に余裕ができることで、家族との関係がより良くなっていく…。ここでは物を減らすことのメリットについて、順を追って紹介していきます。
掃除が楽になる
→探し物が減る
→自由な時間ができる
→ストレスが減る
→健康状態の改善
→人間関係の改善
→衝動買いが減る
→支出の削減
→暮らしに余裕ができる!
自由な時間ができる
掃除や探し物、整理整頓に費やしていた時間がなくなり、自由な時間に変わります。今までできなかった好きなことに時間を使えるようになり、人生の充実度は格段に上がります。
ストレスが減る
自由な時間が増えたことで我慢することが減ったり、物が少なく整理された、自分のお気に入りのものにかこまれた空間にいることで ストレスは減っていきます。ストレスが減ることでリラックスできる時間が増え、心や身体の健康にもつながっていきます。心身の健康は家族や周りの人たちにも良い影響を与えます。
支出の削減
不要な物を持たずに本当に必要なもの、好きなものに囲まれていれば、衝動的で無駄な買い物を避けることができるようになります。結果として支出は減り、生活の余裕や貯蓄にもつながります。

私の場合も時間が増え、ストレスが減り、お金の余裕がさらに心の余裕へと変わっていきました。育休中にものを減らそう!と思い立ち、少しずつものを減らしていたのですが、特にこどもへの対応に余裕ができたように感じています。怒ってばかりの毎日から、少しずつゆとりある子育てができていると実感しています。
ものを減らす具体的な方法

不要な物の選定と処分
どこから手を付けたらよいか分からない場合は、まずは手近なゴミから処分していきましょう。段ボールや古着など溜めっぱなしになっていませんか?その次に、ものを分類を進めていきましょう。
1軍…気に入っていてよく使うもの
2軍…気に入っているが使わないもの / 気に入っていないが使っているもの
3軍…気に入っておらず使っていないもの
少し時間がかかる作業だと思いますがこれをクリアして、分類した3軍のものを処分していきましょう。より具体的な分類方法などは【苦手でも大丈夫!】部屋の片付け方が分からない人へ簡単5ステップにも載せていますので、すぐに片付けたい!という方は参考にしてみて下さい。
処分の方法はゴミとして適切に分別して廃棄するか、リサイクルショップやフリマアプリを使ってお金にかえることも可能です。また、1000円以上の利益が見込めるなら、フリマアプリでの出品もおすすめです。こちらも出品方法の詳細を【月1万円の副収入】副業禁止の方にもおすすめ!在宅でできるフリマアプリを利用した不用品販売で紹介していますので、気になる方は覗いてみてください。
ものの配置と収納
使用頻度を考慮して置き場所を決めていきましょう。 頻度の高い物は、手の届きやすい場所に、逆に使用頻度の低い物はあまり使わないスペースに収納します。ものの住所を決め、使った後は必ず元の場所に戻す習慣を付けましょう。
・家族の持ち物については、必ず本人に確認をしトラブルを避けましょう
・思い出の品の選定には時間がかかるため、最後に手を付けましょう
・一気に全てのものをやろうとせず、範囲を絞って始めましょう
・収納グッズは整理が終わって必要な場合に購入しましょう
必要なものと不要なものの判断基準

・使用頻度
・ものの状態
・似たようなものが複数ある
・必要性
・本当に大切なものかどうか
使用頻度
使えるが使っていないもの、特に1年間使用していないものは処分してしまってOKです。一定期間使用していないけれど判断に迷う…というようなものは、一時的に期限を決めて保留BOXに保管し、期限後に改めて処分を検討することもできます。
ものの状態
壊れているものは修理をする場合を除いて、基本的に処分してしまって大丈夫です。まだ使えるけれど明らかに古くなったり、劣化してみすぼらしいもの、古くなって機能が低下しているものは、処分してしまいましょう。
似たようなものが複数ある
同じような役割を持つものが複数ある場合、本当に必要な数だけ残し、残りは処分してもかまいません。例えば、同じようなデザインの服や、数が多すぎる食器類などは、処分しても問題ないでしょう。
必要性
今後の生活において本当に必要かどうかを考え、必要であれば残し、不必要であれば捨てるというシンプルな基準です。
本当に大切なものかどうか
思い出の品や大切なものなどは、むやみに処分しないよう注意が必要です。 かさばる写真や思い出の品は、データ化して保管するのもおすすめです。家族の大切なものであれば、必ず家族にも確認してから処分を進めましょう。とにかくものを減らすということが正解ではなく、不要なものを減らす、これが基本です。必要なものを残すことも、ものを減らすのと同じくらい重要なことなので、忘れないようにしましょう。

ものを減らしたい!と思うあまり、勢い余って本当に大切なものまで捨ててしまった…とならないよう、ものによっては慎重に判断をしましょう。
「ものを減らす」を習慣化
ものを減らすのは1回きりではなく、習慣化することが大切です。自分自身のライフスタイルに合わせて、無理なく継続できるよう工夫して日々の暮らしに取り入れていきましょう。
日々の暮らしに取り入れる方法
・新しいものを買うときは古いものは1つ捨て、ものの数を一定に保つようにしましょう
・毎日財布のクーポンやレシートを整理してみるなど、小さい範囲で毎日の習慣を作ってみる
・欲しいものが出来たら即買いせずに、1日以上寝かせてみて本当に必要か判断する
定期的にものを見直す
慣れてきたら毎週末にでも、ものの見直しをしてみましょう。範囲は狭いところから始め、確実にその日に終わらせて、小さな成功体験を積み重ねることで、自然と捨てる行為が習慣化していきます。

私の場合は平日に気になる場所を1つ決めて、休日にその場所のものを減らすようにしています。とにかくハードルを下げて続けられるようにしたことで、気が付けば3年もの間ものを手放し続けられました。
まとめ
今回はものを減らすメリットについて紹介しました。注意したいのは、ものを減らすことは人によって最適なレベルが異なるということです。ただ捨てるだけでは、生活の質の低下につながってしまう場合もあるため、自分にとって適切なバランスを見つけることが最も大切です。また、ものを減らすことには時間と労力がかかります。その代わりそれを習慣化し家が整えば、人生が変わるのを体感してもらえるはずです。

私も家が整い、自分の時間や家事育児の時間を確保できたことで、家族とゆったり余裕のある生活を送れるようになりました。ストレスがなくなり衝動買いをすることもなくなったので、家計もかなり安定したように思います。ものを手放すことが習慣化すれば、良い影響は長く続いていくことを実感できています。
ものを減らし、本当に必要なもの、気に入ったものだけに囲まれた理想の家で、余裕のある本来の自分の姿で、家族や周りの人と過ごしてみてください。より充実した毎日を送れるようになるはずです。まずは小さくても、初めの一歩を踏み出してみてくださいね!
今回は以上です。
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